プリンス パープルレイン登場のバイク(CM400T)を製作しています。(続き17)
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難関であるシートの製作ですが、なかなか苦戦しています。シートベースの製作とあんこ(スポンジ)の形状出しなんか全くやったことが無いので、ネットの先駆者を参考にして少しずつ進めています。
前回背もたれの骨組みをカーボンパイプで作りましたが、まずはカーボンパイプをシートベースにしっかり固定させます。
こんな感じでFRPを何層も重ねて硬貨させました。完成後は見えない部分なので、あまり神経質にならなくても良い作業のため、気持ちは楽です。
シートの裏側にもFRPを貼り付けて強度を出します。本来なら鉄板で背もたれのベースも作るほうが良いのでしょうが、実際に後ろに人を乗せたりはしない上、シーシーバーもあるので、今回はFRPで固定しました。
続いて背もたれ前方にもアクリル板で蓋をしました。固定のつもりで洗濯クリップを使っています。
アマゾンであんこ(スポンジ)を購入したので、これをシート形状に合うように切って貼ってを繰り返していきます。購入したのはよいですが、結構なスポンジの枚数が入っていました。おそらく余ることでしょう。
まずは背もたれの形状に混合スポンジ(発砲ウレタンというものらしい)を切り抜きます。
2センチの厚みのスポンジでしたので、2枚重ねることにします。今の段階では無事きれいな形状になるか不安です・・・
本格的にスポンジを削ったりするので、実家にて作業することにしました。この日は春日和で暖かかったので庭のしだれ桜が満開となっていました。きれいな桜に心が落ち着きますね。
今回スポンジをどうやって削るか考え、ネットで調べたところ、「アラカン」というスチロールなどを荒く削る道具がかなり使えると知ったので、ホームセンターで購入しました。これは買って正解で、カッターではなかなか切れなかったスポンジも、この道具なら少しずつですが、結果きれいに形状を作り出すことができます。
続いてシート後ろ側のFRPで補強した部分の凸凹を修正するため、ポリパテを盛りました。(水色の部分です)
そしてスポンジを貼り付ける前にシートベースの金属地肌が出てしまった部分をさび止め塗料を吹きます。(1液エポキシ系のスプレータイプのグレーです。これはフレームの下地にも使いました。)
さび止めが乾いたらもともとの黄色いスポンジをシートベースに貼り付けます。接着剤はG17というボンドです。シートスポンジの貼り付けは皆さんこの接着剤を使う方が多いみたいです。昔からある接着剤ですが、ここにきて絶大な効果を発揮してくれました。本当にスポンジとの相性は抜群でした。画像は尻の部分がアンコ抜きされていたので、のこぎりで四角く切り抜いて購入したスポンジを貼り付けました。スポンジの加工は先ほどのアラカンとのこぎりがあれば、だいたいの形状出しはできることがわかりました。
結構疲れましたが、なんとなく完成が見えてきました。
現状ではまだシートの厚みがパープルレインのものと比べ薄いので、もう一枚スポンジを重ねることにします。
重ねたあとにサイドのはみ出した部分をのこぎりでカットし、アラカンで形状出しをしました。
車体に取り付けてみました。これは・・・夜走っていそうなバイク?いやパープルレインのバイクです。シートの正式な名称は三段シートではなく「キング・クイーンシート」だそうです。キングにクイーンでプリンス! アメリカではメジャーなシートみたいですね。
背もたれの高さをシーシーバーの高さに合わせる形で少し先端をカットし角を削りました。うん、いい感じではないでしょうか。
今日はここまでにします。今後はシートのサイド部分のスポンジの足りていない部分の修正と、最後にシートのスポンジ部分全体を薄いスポンジシートで覆う予定です。完成までぜひご覧ください。
~archive~
パープルレインバイク製作(完成)
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