プリンス パープルレイン登場のバイク(CM400T)を製作しています。(続き16)
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今回から残すシートを本格的に製作していきます。シートの自作は正直自信が全く無く、業者に作ってもらおうと考えていましたが、旧車会の3段シートは少しイメージが違うので自分で挑戦することにしました。うまくできるかわかりませんが頑張ってみようと思います。
前回までに少し手を付けていたシートを本体に装着してみます。シーシーバーに対して平行になるように背もたれ部分を作らないといけないので、頭の中で完成図をイメージしています。それにしてもスポンジがぼろぼろ・・・
背もたれの骨組みを何にするか考えた結果、カーボンパイプ(外径22ミリ)を使うことにしました。アマゾンで1本1000円くらいでした。しかし、ここで今世間を騒がせているコロナウイルスの影響を受けることに・・・なかなか商品が届きませんでした。調べると中国より直送みたいでそれが原因かと。まあどうにか材料は揃ったので作業します。
こんなイメージでカーボンパイプをシーシーバーと平行に仮付けしてみます。シーシーバーとカーボンパイプの間には4ミリくらいのベニア板を挟んで、完成後の生地をの厚みを考慮しています。あまりシーシーバーに密着させるとメッキが傷つくためです。
それではFEPを使ってカーボンパイプを本付けしていきます。本体にFRPが付かないように周囲をマスキングしています。
ホームセンターのFRPです。
分かりづらいですが、こんな感じにカーボンパイプを固定しました。
このところ春のような気候でしたが、作業した日は寒気が逆戻りしてきたため、ストーブで強制硬化させました。
シーシーバーとの隙間もちょうどよい感じに開きました。この隙間にアクリル板を挟むことにします。今回初めてカーボン製品を触ってみたのですが、ものすごく硬いのですね。全くしなることも無く鉄パイプのようでした。でもとっても軽量!
何とかカーボンパイプをしっかり固定できました。
先ほど言ったアクリル板を背もたれの前後に貼り付けるため、背もたれの形状にカットします。
カットはカッターで何度かなぞった後、ぱきっと割って切り離すようにします。
切り離して接着用にペーパーで足付けしました。
仮固定にはカウリングのモールを接着したときに使用した、セメダインのスパーXを使用しました。
背もたれの上部分は加工しやすいように、家にあった適当な木材の表面をFEP樹脂でコーティングしてアクリル板に固定しました。カーボンパイプとアクリル板には補強のためにFRPを貼り付けています。これまた硬化促進のためにストーブを使用しました。
今後の見通しは、背もたれ部分をFRPでさらに補強してスポンジを貼り付け、形状を整えていこうと思います。今回の作業でシーシーバーを角度のイメージやフィッティングのために使いましたが、もう大丈夫そうなので、いよいよメッキ屋さんに出そうと思います。もう少しで完成かと思いますが、ぜひ最後までご覧ください。
~archive~
パープルレインバイク製作(完成)
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