セリカのクラッチペダルを踏んだときのキコキコ音を修理しました。
セリカのクラッチペダルを踏んだ際、キコキコ、ギシギシという異音がしましたので、DIYで簡単に修理しました。修理といってもグリスを注入しただけですが。
実は以前も同じ症状がで同じ作業をしていました。この応急処置は2~3年くらいは持つようです。作業は簡単ですので、早速ボンネットを開けて行っていきます。異音の原因は室内のクラッチペダルではなく、エンジンルームの中にあるクラッチボックス?の可動部分にグリスが無くなった時に起きるようです。異音箇所にアクセスするためにはボンネットを開け、右側にあるエアクリーナーボックスをある程度自由に動かせるようにする必要があります。まずは、画像のエアクリーナーを固定しているオレンジの円の所の2箇所の10ミリボルトを外します。
この右上側のボルトを外す際は、画像のようなソケット部分を延長するコネクタがあったほうが楽です。
ボルトを外したら、次は画像で指差した左の器機(エアクリーナーに固定してあるだけ)と右のカプラを外します。
次にエアーの通る太いパイプとエアクリーナーを外します。プラスドライバーでベルトを緩めて外します。ごみが入らないように注意します。
するとエアクリーナーがある程度自由に動かせるようになります。そして、画像の中央部分をのぞくと異音の発生箇所であるクラッチの可動箇所にアクセスできます。
作業は昼間にやりましょう。暗いと見えません。異音がする可動箇所はこのようにラバーパーツでカバーしてありますので、カバーを外します。
カバーを外すとこんな風にボックスの中がのぞけるようになります。わかりにくいですが、この四角い穴の中にある、可動箇所(クラッチペダルを踏んだら動く部分)をグリスアップします。
グリスはクレ工業のスプレータイプを使いました。グリスを塗るというか、穴の外から中にある可動箇所に向けてスプレーするイメージです。可動箇所は目視できないので、なんとなくこの辺かなという感じで、20秒くらい吹き付けました。向かって右側からノズルを差込吹き付けました。
その際、クラッチペダルを踏んでない状態と、踏んだ状態でそれぞれ吹き付けたほうが良いかと思います。一人で作業したので、画像のようなつっかえ棒でクラッチペダルを押さえ込みました。注意してほしいのは、クラッチを踏んだ状態(テンションがかかった状態)で今回のグリスアップ部分などの可動箇所には絶対に手で触れないようにしましょう。もしも踏んだ状態のクラッチペダルが戻ったときに、手があると大怪我します。なのでスプレーノズルで吹き付けるようにしました。あと、ラバーパーツのカバーはしっかりとはめ込んで雨水が入らないように元に戻しましょう。
グリスアップは終わったのでエアクリーナーボックスを元に戻しました。このときついでにエアクリーナーフィルターを開けて確認してみたのですが、フィルターに虫がたくさん挟まっていました。少し気になったので、はたいて掃除して取り付けました。また2~3年したらキコキコと異音が出ると思いますが、とりあえず異音はなくなったので良かったです。
こんにちは
同じような車に乗っていてたどり着きました。
フォーク部分にスプレー形のグリスをしっかり塗って音は消えましたか?
またスプレー形のグリスをフォーク部分に吹き付けても問題ありませんでしたか?
ご覧頂ありがとうございます。
以前、チェーングリス(クレだったと)を吹きつけて一旦収まりましたが、1年ほどして再発してしまったので、今度は粘度の高いスプレーグリスにしました。
この記事から現在まで、まだ異音は発生していませんが、クラッチを多用するため定期的に(2年に1度くらい?)グリスアップが必要かと思います。
ちなみに、グリスを吹きつけても走行、操作に問題はありませんでした。