プリンス パープルレイン登場のバイク(CM400T)を製作しています。(続き③)
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前回の記事ではCM400T本体のセミレストアが完了したところまで紹介しましたが、これからは主に外装系をよりプリンスのバイクに近づけるべく作業を進めている状況を紹介していきます。まず、カウリングですが、過去に製作したものはウィンドジャマー4というウインカーが内臓されているタイプでしたので、少しプリンスのバイクとは雰囲気が違うものでした。これはこれでかっこよかったのですが・・・
この画像のカウリングはおそらくプリンスのバイクの元となったものであろう、ウィンドジャマー2です。もしかしたら1かもしれませんが。よくわかりません。ウインカーが別体ですっきりした印象です。このタイプのカウリングのほうが古いみたいで、おそらく1970年代のものでしょうか。
ウィンドジャマー4から改造しても良いのですが、意外と形が違っているので、ヤフオク探してウィンドジャマー2か3をで落札しました。今回のセミレストア前にすでに入手しており、少しずつ手を入れていたため、改修前の画像を撮っていませんでした。
画像が落札したカウリングです。元の塗装がグリーンで、サンディング後のためこのようなまだら模様となっています。パープルレイン登場のバイクではカウリングの角部分が丸まっているため同じように修正します。カウリングの素材はABSのようですので、FRPを大まかな形を作り出します。接合部分の割れが怖いので、カウリングにビスを数箇所ねじ込みFRPを貼った際の補強とします。
そしてFRPの表面に板金パテ(ホームセンターで売ってるやつ)を盛り付けていきます。この画像ではカウリング下側の四角いウインカーがカウリングの前側に埋め込まめれており、それに伴い、カウリングが凸状となっていたため凸部分をグラインダーで切除し、穴が開いた部分をFRPで塞ぎ、板金パテを盛っています。パープルレインのバイクは四角いウインカーがカウリングの後方にあります。こう見るとパープルレインのバイクのカウリングはかなり改修されているようです。
その後パテ部分をペーパーでサンディングしある程度の形を出します。
広い面はダブルアクションポリッシャーが楽です。このポリッシャーはリョービの安いやつで、以前愛車をオールペンした際に活躍しました。愛車のオールペンもそのうち紹介できたらと思います。
旧塗装の剥がしにはサンディングの他、このように平らな面はカッターナイフの刃をあてがってパリパリと剥がすこともできました。塗装が相当古くなっているからでしょうか。40年以上前かと・・・
どことなくパープルレインのカウリングに近づいたのではないでしょうか。
サフを吹いて角部分の形状確認です。う~ん・・・もう少し丸みを出したいですね。
ということでもう一度板金パテを盛り付けました。
グラスファイバー入りの板金パテを盛りましたが、硬化するとカチカチになるので、完全硬化前にある程度の形をカッターナイフの刃で切り出します。まあ、自分が納得するまでこの作業の繰り返しとなることでしょう・・・
次回はこのカウリング改修の続きとガソリンタンクの改修を進めていきます。
~archive~
パープルレインバイク製作(完成)
パープルレインバイク製作㉑
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パープルレインバイク製作④
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パープルレインバイク製作②
パープルレインバイク製作①
カウリングの整形もされたんですね~凄いなぁ
中学生の頃、車のプラモデルのブリスターフェンダーの段差をパテでスムージング?しようとしてパテをペーパーで整形して、何度もひび割れして諦めたのを思い出しました(笑)それ以降ガンプラではパテは使わず、塗料を多めに塗って整形して誤魔化しました(笑)
そうなんです。カウリングはノーマルのままだとすこしパープルレインとイメージが違うので、思い切って完コピを目指しました。
僕は素人ですので、パテでの整形等、形ができるまでに何度も失敗しています・・・
ガンプラから工作が好きになった感じですね。