車のガラスモール部分の劣化はDIYで間単に直せます。
今回はとても簡単にできる車のリフレッシュを紹介します。たいていの車のガラスモールは黒いゴムの硬い部品で出来ていると思います。僕の購入した中古のセリカもこのガラスモールが劣化してくたびれていました。よくこのようなガラスモールが劣化した車は見かけると思いますが、ボディがいくらきれいでもガラスモールが劣化していると車自体が古く見えますよね。僕も以前ネットで調べ、ラッカースプレーの黒を吹くだけできれいになると知ったのでやってみたのですが、はじめの何日かはきれいだったのですが、1週間もすると加水分解?かなにかでベトベトして触ったら指紋がつくような悲惨な状態になりました。そこで何か良い方法はないかと考え、以前模型を作る際に使ったことのあるイリサワという会社のソフトビニール用塗料(Vカラー)を使うことを思いだいました。ソフトビニール(ソフビ)は軟質樹脂で樹脂をやわらかくするための添加剤が入っており、これが普通のラッカーなどの塗料と反応し、いつまでたっても乾かないベトベトした状態を作り出すのだといいます。このガラスモールも柔らかいので同じような添加剤が入っているのだと思います。
そこでスプレータイプのVカラーつや消しブラックを用意し、ペーパーで劣化した部分を一皮剥いて吹き付けました。Vカラーは溶剤が強力なため食いつきが良く、プライマー遣っていません。そのまま吹きます。ネットや家電量販店では1本あたり500円くらいで購入できるので、安く補修できます。大体車1台のガラスモールを塗るのに2本あれば余裕かと思います。
もう4年くらい前に吹き付けた部分ですが、はがれることも無く今でもきれいな状態を保っています。この塗料の良いところはなんと言っても軟質樹脂に塗装しても全くべたつきがなく、ある程度の曲げにも柔軟な塗膜になるというところかと思います。ゴシゴシ洗車しても問題ありません。他にもフロントガラス下のワイパー付け根部分のプラも同様にVカラーで塗装しています。こちらはプラ(あの密着しづらいPP)なので足付け後にミッチャクロンを吹き付けていますが、おかげでこちらも4年くらいたった今でもはがれること無くきれいを保っています。このイリサワVカラーはホビー業界では有名ですが、あまり車に使っている人はいないみたいですので、ぜひ試してみてほしいです。手軽で費用対効果も高いのでお勧めできるスプレーだと思います。