この1/144リバイブ版シャアザク、ほしかったんですが、発売後すぐに店頭で売り切れており、ネットで高額なものを買うしかないかと諦めていましたが、たまたま立ち寄ったエディオンで再入荷品が3個残っていましたのでどうにか購入できました。
しかし、少し前はアマゾンで新作が2~3割引だったのに、おそらく副業ブームのためか新作ガンプラも転売屋の餌食となっているみたいです。ほんと困りますね。10月発売のHGUCバウンド・ドックが手に入ればよいのですが。あれは長年待ち望んでいましたので。
今回は本当の素組みで遊んでみました。
まず組んで思ったのが、ポリキャップレスということ。ポリキャップレス(ABS)はすぐ間接がプラプラになってしまうというイメージがありましたが、バンダイの新素材KPSは全くその不安はなさそうです。しっかりとした保持力がありそうです。
また、全体的に間接部がカッチリとした印象です。
プロポーションは見事にアニメや設定画に近く、僕は旧HGUCやRG、MGよりも好みの形です。
ただ、画像の右肩のシールドにアタッチメントの穴が空いているのは、全体のシンプルな印象に合わせてオミネットしてほしかったです。
このリアビューもなかなかメリハリがあって好きですね。シンプルなのに、ランドセルのバーニアに迫力があり、一般機のザクとは違うという設定を再現したということが伝わってきます。
そして、リバイブ版の売りの一つがこの可動域の広さです。このキットはなんとスカート装甲が軟質パーツと通常のプラで選択できるのです。今回はせっかくなんので軟質パーツを使用しました。膝の動力パイプも柔らかめのゴムとプラの中間のような素材が使われており、膝の可動に合わせて柔軟に動いてくれます。
しかし、この動力パイプの構造は旧キット時代から同じ形状ですよね。単に太ももとふくらはぎの穴に突っ込むだけという、シンプルかつ良く考えられた構造ですよね。
片足立ちもカッチリとしたKPS間接のおかげで難なく決まります。
ハイキックも軟質パーツのスカートを使うことでストレス無く決まります。このキットは腰も柔軟に可動するので、自然なポージングが可能です。
ザクマシンガンを構えたところ。武器類はHGUC高機動型ザクの流用です。ただ形は好きです。また、モノアイは単純なシール表現ですが、頭部裏側につまみがあり、左右に可動させることができます。ぜひモノアイは別パーツ化したいものです。
アニメっぽい構えがかっこいいですね。量産型がこんなポーズをしてましたね。たしか。
バズーカも付いてます。グリップ部分が可動するので自然な構えができます。
このキットの好きなポイントとして、あのガワラ曲げ(大河原さんの設定画の立ち姿のように腕を曲げるやつ)が可能なため、ストレス無く武器が構えられます。
ヒートホークが付いているのもいいですね。
HGモビルシグーとサイズ感の比較。SEEDMSであるシグーは少し子ぶりなのかと思っていましたが、同じぐらいのサイズ感でしたね。コレでもシグーは太ももを3ミリくらい延長していますが。
他のロボット魂との比較です。まロボット魂のザクは実は入手していないんで、その他のMSと並べてみました。サイズ感は同スケールといったところでしょうか。リバイブ版HGUCも可動範囲はロボット魂と同程度だと思います。安く済ませるならリバイブHGUCで、高額ですが、よりアニメプロポーションに近く、すぐにガシガシ遊びたいならロボット魂といったところでしょうか。