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出来が良い!おすすめガンプラ旧キット!(前編)

投稿日:2020年9月26日 更新日:

出来が良い!おすすめガンプラ旧キット!(前編)

ガンプラはPGやMGそしてHG、また最近ではRGという組み立てるだけでも超絶カッコいいモビルスーツが完成するキットが毎月のように発売されています。ガンプラ好きとしては2000年以降は発売のペースも速くなった感じで恵まれた時代だと思いますね。

個人的には、ガンプラの楽しみ方は説明書通りに作って完成!というだけではなく、やはり自分なりに手を入れて改造してこそ、完成したときの喜びは大きなものとなると思います。

特にMGやHGなどのリニューアルキットではない、当時のキットである「旧キット」に魅力を感じます。

そこで、この記事では僕が今までに組み立てたことのある旧キットのなかでも、特に出来が良いと思ったキットを紹介します。

これから旧キット製作してみたいという方の参考になれたらと思いますのでご覧ください。

旧キットってどんな感じのキット?

旧キットはアニメ放送当時の技術で作られたガンプラです。そのため、現在のMGやHGなどと比べると簡素な作りで、各部位がパーツとパーツの単純な貼り合わせであるいわゆる「モナカ構造」となっています。そのため内部フレームは基本的に存在しません。

また、可動範囲もあまり大きくは無く、最低限のポージングが出来る程度です。

その他にも接着剤が必用であったり、基本的に全塗装前提の最低限の色分けとなっています。

そんなこんなで、初心者が作るには難しいかなぁと思われるかもしれませんが、そんなことは無く、ゆっくり丁寧に各部位を作っていけば必ず完成します。

また、旧キットの良いところはなんといってもそのお値段です。1/100スケールでも1000円以下のものも多いです。中には値段の割りにクオリティーが非常に高く、現在の目で見ても満足できるものも存在します。

旧キットを製作することの魅力について

旧キットの魅力は、当時の設定画やアニメに近いプロポーションとシンプルな見た目ではないかと思います。また、先に話したように、キットの値段が安いので、思い切った改造も可能です。

さらに、無改造でも丁寧に塗装して完成したときは、MGやHGよりも存在感があります。そして、少し改造して完成させれば、まるで自分がプロモデラーにでもなったかのような満足感も楽しめます。

僕がおすすめする出来の良い旧キット

僕がこれまでに製作したことのある旧キットの中で、素組みでも出来が良いと思ったキットの特徴や、もしも改修するならこの部分と思ったところについて紹介します。参考で新・旧キットのアマゾンリンクも張っていますので良かったらどうぞ。
個人的なおすすめ度を☆(MAX5個)で表記していますのでご参考までに。

 

①1/100 ハイザック
☆☆☆☆☆
【基本情報】
・接着剤必用
・専用ポリキャップ
・素組みでも高レベルな色分けがされている。

【特徴】
全ての動力パイプがポリキャップと同じランナーで出来ており、質感も良好。特に腕から胸につながる動力パイプの出来が優秀。リニューアルキットでは動力パイプが腕から胸につながっていないが、このキットは設定に忠実に再現されている。

特に腕全体と膝関節から太もも、それに足首の出来は素晴らしい。腕は全体的にポリキャップが組み込まれており密度が高い印象。太ももは旧キットながらロール軸があり、MGを超える可動と作り込みとなっている。

足首はつま先とかかとが独立可動し、足裏パターンも再現され、さらに色分けはこの時代にしては驚愕のレベル。

プロポーションも細身ではなく、ガッチリとした設定画に近い体系でカッコいい。

【改修ポイント】
頭部はモノアイレール?部分が別パーツとなっているが、少々あっさりとしているので、モノアイレールや内部メカを自作して密度を上げるとよいと思う。

また、胴体も前後張り合わせ(サイドアーマーは可動する)のため、密度を上げるためには、胸と腰下を切り離し、腰を別に作り直し、フロントアーマーを切り離したら良い感じになりそう。

 

②1/100ガルバルディβ
☆☆☆☆
【基本情報】
・接着剤必用
・専用ポリキャップ
・手足などの格ブロックの後ハメが可能

【特徴】
胴体のボリュームが少々オーバーなところや、フロントアーマーの形状以外は、設定画に近いプロポーション。特にふくらはぎと足首の形状が設定に忠実。また、腕の形状もかなり良い。

頭部はHGでは横に広くなっているが、このキットはスマート。足裏パターンも再現されている。左胸のコックピットハッチが再現されているがおまけ程度。

【改修ポイント】
まずはボリュームのある胸を左右でハの字に幅詰めし、太ももが細いのでプラ版で幅増しすると良い感じ。また、ハイザック同様に胸と腰下を切り離し、腰を別に作り直したらよい感じと思う。

参考:1/100ガルバルディ製作

 

③1/100ガンダムマークⅡ
☆☆☆☆
【基本情報】
・接着剤必用
・専用ポリキャップ

【特徴】
PG,MG、HG、RGなどのリニューアルキットの細身ではなく、設定画のようなガッチリ体系。腕が2重関節であったり、太ももにロール軸があったり、さらに、足首もつま先、かかとが独立可動するなど、ハイザックのようなプレイバリューの高いキット。

また、頭部の形がすごく良い。ただ、色分けは白、紺、グレーのみなので頑張って塗装が必要。

【改修ポイント】
肩の付け根がデザイン上、可動させにくいのでHGやMGを参考に改修するとよいかも。ただ、このままでもカッコいいので、可動を気にしなければ無改造でもしっかりと塗装するだけでも良いと思う。

 

④1/100ZZゼータガンダム
☆☆☆☆☆
【基本情報】
・接着剤必用
・専用ポリキャップ

【特徴】
旧キットでありながら完全変形可能!

MS形態でのプロポーションもガッチリしておりかなりカッコいい。また、特にコアファイターの出来が素晴らしく、キャノピーはスモークブラックのクリアパーツ製で形も良い。モビルスーツ形態で色分けもほぼ再現されており、青も薄い青と濃い青の2色で再現。

そして股関節と肩関節にはなんとダイカスト(金属)パーツが使われており、たいへん頑丈に作られている。

頭部の形状も設定画に近い出来。

【改修ポイント】
フロントアーマーが固定なので、切り離して可動させたほうがよいと思う。その他はバックパック裏がスカスカなので、蓋をするかディテールアップしたら良さそう。

 

⑤1/144ガザD
☆☆☆
【基本情報】
・接着剤必用

【特徴】
全体的なプロポーションは結構良い。また、パーツ一つ一つの形状やモールドがしっかりしており、丁寧に組み立てればHGUC並みに綺麗に作れそう。

色分けは2色のためあまり良くないが、腕や膝関節の形状が作り込まれており(可動範囲ではなく)きっちり塗装すれば別パーツのような見た目になりそう。

【改修ポイント】
頭部と胸と一体成型で、それに伴いモノアイも一体となっているため、頭部を胴体から切り離して、モノアイの土台を別パーツ化して、モノアイを市販のクリアパーツに交換すれば密度が格段に上がると思う。

また、足首が小さくすねアーマーに隠れてしまうので、大型化するか、HGUCガザCのものを移植しても違和感は無いかと思う。

その他、肩に付く大型バインダーをボールジョイント接続に変更すればポーズ自由度が上がると思う。

参考:1/144ガザD製作

 

⑥1/144ドライセン
☆☆☆
【基本情報】
・接着剤必用

【特徴】
全体的なプロポーションは太めでかなり良い。また、パーツ単位の形状やモールドも良く出来ており、特に腕の内蔵マシンガンの形状とギミック、それに肩から胴体にかけてのつながるようなデザインの再現度はHGUCを超える出来。

ただ、色分けは3色成型で、塗装は必須。

【改修ポイント】
股間接部分がスカスカな印象なので、胴体下にプラ版で蓋をして、股関節部分を別パーツ化すると良いかと思う。その他、膝とすね下のフレア部分も同様に間から見るとスカスカ感があるので、プラ版で蓋をするなどすれば重量感が出ると思う。

 

 

⑦1/144ガルスJ
☆☆☆☆
【基本情報】
・接着剤必用

【特徴】
プロポーションは上半身がオーバースケール感がある以外は良いバランスと思う。当時の1/144にして、なんと膝関節が2重間接となっている。

バックパックは左右バーニア部分がポリキャップ接続で回転し、中央バーニアのカバーも可動する。また、リアアーマーも可動する。

ただ色分けは全くされていなく緑1色。パーツ単位の形状とディテールも良く出来ている。頭部は口の動力パイプが胴体につながっているためか胴体に固定されている。

【改修ポイント】
胴体を幅詰めしたいところ。その他は太ももを幅増しして力強くすればバランスがよくなると思う。

また、頭部も動力パイプを柔軟に可動する市販品に交換し、頭部が可動できるようにしたいところ。

 

⑧1/144ザク改(FZザク)
☆☆☆☆
【基本情報】
・スナップフィット
・専用ポリキャップ

【特徴】
上記1/100ハイザックを小さくしたような出来。このポケットの中の戦争シリーズはどれも色分けや専用ポリキャップ、クリアパーツを採用するなどとても出来の良い印象。

中でもこのザク改(FZザク)が色分けも頑張っており、安くて出来が良いと思う。

HGUCは細身だが、この旧キットはとても強そうなガッチリ系。好みもあると思うが、僕はこのバランスが好き。

頭部モノアイ部分はモノアイレール?部分全体がピンクのクリアパーツで出来ており、黒い部分をシールで再現するというザク系では恐らくこのキットだけの仕様で面白い。

股間接ブロックが胴体とポリキャップ接続となっており、取り外しが可能。しかもボールジョイント接続。

胴体と腕にかけての作り込みが素晴らしく、肩の軸が太いので頑丈。手首もボールジョイントに近い形状。足首もしっかりと作り込まれている。

【改修ポイント】
太ももを幅増ししてボリュームアップすれば全体のバランスがよくなると思う。その他、上腕ロール軸をポリキャップ接続に変更し、スカートアーマーを切り離して可動化させたいところ。

 

 

⑨1/144ズゴックE
☆☆☆☆
【基本情報】
・スナップフィット
・専用ポリキャップ

【特徴】
プロポーションがHGUCよりもガッチリしている。また、専用ポリキャップにより爪の可動がスムーズに出来る。色分けも設定どおり。

股関節は大きめのボールジョイント。モノアイはピンクのクリアパーツ製。足首もつま先とかかとが独立可動する。ただ、肘、膝関節はポリキャップが使われていないので、可動させるとすぐへたる。

【改修ポイント】
ポリキャップの使われていない、肘、膝関節はポリキャップ接続にするか、市販の間接パーツを組み込むと良さそう。

その他、上腕と太ももの蛇腹部分は一体成型のため、蛇腹部分を掘り込んでメリハリをつけるか、この部分だけHGUCのものを移植してもHGUCとは違ったプロポーションのズゴックEが完成するかも。

まとめ

旧キットは最近のキットに比べ、関節部分やディテールがシンプルな見た目で、設定画やアニメに近い雰囲気が楽しめ、同じモビルスーツでMGやHGがあって、もあえて旧キットを作ると思うモデラーも多いみたいです。

実際僕も旧キットのオブジェのような雰囲気が大好きです。作るのに少々手間はかかりますが、とても楽しいのでぜひ作ってみてください。

「出来が良い!おすすめガンプラ旧キット 後編」

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