プロポーションを修正(腕の短縮化、太ももボリュームアップ)
MGマスターが青バンダイで売っていたので買っていしましました。このキットは2002年頃の発売で全身がABSフレームとビス止めになっているので、最近のMGよりも組み立てが面倒(調整が必要)な感じです。素組の完成見本やネット画像ではあまりプロポーションが良くないと感じたので、腕を短くしたり、太ももを太くしたり改造しました。
いきなりかなりいじっていますが、肩関節を関節技ボールジョイントへ、股関節は最近の軸関節を自作しました。また、肘関節前後のクリアランスを狭くして腕を短くしています。多分腕組みはできなくなるでしょうが。
全身のバランスが整いました。また、今回は旧キットをメルカリで入手し、マント状態(ノーマルモード)にも変形させることを目標としています。旧キットより、マント以外には、膝と方の凸パーツの形が良かったので移植しました。
太ももは前後に1ミリプラバンを2枚づつ挟んでいます。それと、キットの足首関節がボールジョイントの1軸で、大変貧弱(スカスカ)に見えたので、アフターパーツの関節を仕込んでいます。これで隙間ないメカメカしさが生まれました。あとは、旧キットのマントが大きくて重かったので、マントを上げた状態では後方に倒れるので、かかとを追加しました。同様に倒れ防止として釣り用の重りを下半身を中心に仕込んでいます。
キットの手首はゴム状パーツでパーティングラインが目立ちます。何か良い方法がないか試して、パーツクリーナーでゴムパーツが溶けることを確認し、綿棒に溶剤を染ませて拭くとパーティングラインが目立たなくなりました。良い方法を見つけました!
最近は補修も考えてあまり塗料を調色してないのですが、本体部の黒と少し薄い黒でぬりわけました。黒は調色せず、薄い黒は元の黒に白を少量加えています。このガイアの赤は発色が素晴らしいですね。
また、普段はつや消し作ることが多いのですが、今回ガイアの半光沢(セミグロス)クリアを試してみましたが、非常にきれいな肌(光沢感は無く、ちょうどよい上品なつや消し)になり感動します。フッ素が入ったやつでその効果みたいです。
すごくきれいに塗れます。
そんなで完成しました。マントの塗装(黄色の周囲のモールド堀りが大変)で苦労しましたが...
完成!
顔は大きめの印象だったので、少し奥に収まるようにしました。
マントのボリュームがすごいですが、これはこれで重厚感があり良いです。
旧キットの箱にはご丁寧にマントが上げられないことが書いてあります。
下半身に仕込んだ大量の重りとかかと追加によりマントを上げても自立可能です。
マント形態(ノーマルモード)へ変形します。
この形態もかっこいいですね。これを再現したかった!
悪役ガンダムっぽい目の下の黒い切れ込みが良い雰囲気を出しています。この切れ込みってトールギス2やデスティニーが良いにありましたね。悪魔っぽい頭部の形も好きです。カメラ部分には白プラバンに蛍光クリアグリーンを塗っったものを貼り付けています。
マント展開方法を考えた人はすごいと思います。再現方法のアイデア出しはカトキ氏でしたっけ。
改装下割りにはあまり下半身の可動範囲は広くなっていませんね。太もも太くしたから足が上がらなくなりました...
旧キットの箱絵がかっこいいです。CGより断然迫力があって好きです。箱絵復活してほしいです。絶対需要あるし売上上がるだろうに。