ロボット魂のトールギスを全塗装してみました。
トールギスは好きなモビルスーツの一つなので、MGも作りましたが、ロボット魂も全塗装してみました。今回は塗装のみで特に改修はしていません。身とそうだとすこしおもちゃっぽい感じがしたので、ガンプラのようにつや消し塗装してみました。
塗装に使ったのは、通常のプラモデル用の塗料でありMr.カラーとソフトビニール用塗料のイリサワVカラーです。
プラ(ABS)部分はMr.カラーを使い、塩化ビニル部分はVカラーを使い塗装しました。塩化ビニルは軟質樹脂のため曲がるので、それに伴い塗膜も柔軟に曲がってくれないと割れてはがれてしまうためVカラーを選択しました。色合いの調整も双方のホワイトにブラックとイエローを同量加えて同じような色を作りました。なお、いつもは最終的につや消しスプレーを吹きかけるのですが、塩化ビニル部分に対応する柔軟塗膜のなつや消しスプレーが無かったので、基本の色にフラットベースを入れて対応しました。
塗装はエアブラシで行い、基本塗装後にすみ入れをして完成です。
バックパックの一部を白に塗装するのを忘れていました・・・
今回は塗装のみですが、塗装よりも部品を分解することのほうが大変でした。特にバックパックは分解する際何箇所か割れてしまいました。何とか補修して塗装後に組み付けましたが、難しい作業でした。他には頭部のマスク部分もデザインナイフで切り離して分解しています。その他の部分はお湯につけたりして柔らかくして分解しました。
トールギスといえばこの立てひざのポーズが印象に残っています。太ももに対しての脛の引き締まったデザインが好きですね。
古いロボット魂ですが、なかなかの可動範囲だと思います。思うポーズが自在に再現可能です。
プロポーション的にはMGよりもアニメに近い印象で、頭部なんかはまさに理想の造形でした。このプロポーションでMGなどを出してほしかったですね。
同じロボット魂のリーオーと比較してみましたが、劇中どおり1回りほどトールギスのほうが大きいことを再現しています。同じような形状のパーツでもサイズが異なっています。一応トールギスのほうが設定上は古く、リーオーのほうが新しいのですが、Wの世界でのモビルスーツの性能は古いほうが高いというルールがあったと思います。最初にして最強のモビルスーツというところに惹かれますね。
子孫であるリーオーを倒したトールギスかっこいいです。