旧キット1/60ドムの制作
MGドムのリニューアル版が出ましたが、まだ店頭で見かけません。まあ前作ったドワッジがあるのでいらないかな。
制作している1/60ドムは1年位前に購入して少しづつ作っており、やっと完成したので制作経過と完成に分けて掲載します。
いきなり何の画像か。ダイソーのスマホスタンドを4つ買ってきました。これを股関節と足首に仕込みます。旧キットの股関節は単純な軸なので、破損する心配や、可動域が制限されるので、ボールジョイント化します。アルターパーツのジョイントでも良いですが、ドムは大きいしパテを盛ったりして重くなるので、大きなボールジョイントを探していました、何かダイソーに無いか探したところ、このスマホスタンドが使えそうだと考えました。
こんな感じで2つのスマホスタンドを接着して、股関節に仕込みます。強度は十分です。ただ、大きなキットでないとスペース的に仕込めません。あと、取り外しは締め上げ用のパーツを緩めるため、手が入らないとできないデメリットがあります。
足首も同様にボールジョイント化! キットのままだと挟み込み式なので、後ハメ加工にもなります。なにげにソールの黒いパーツと足の甲の紫のパーツの合いが悪く隙間が空いたので、裏側からエポパテを接合部に沿って盛り付けています。
肩アーマーはキット(左)だと上部が直線的なラインだったため、設定画やボックスアートのように湾曲した自然なラインにに修正しました。裏側からエポパテを盛って、削り込みました。サフ時にパテとプラの境目がひび割れたので、瞬着を流し込んで割れ防止としました。
スカートはキットだと素のドムのため、短かったので、イメージとしてはMGリックドムのように後方を延長しました。腰と股関節は、ボールジョイントの取り外しを考慮し、脱着可能としています。
肘、膝も後ハメできるようにプラパイプを外側から差し込む方式に変更しました。また、太ももは若干細いと感じたので、前方と左右にエポパテを盛り付けました。左右はこの後盛り付けています。
スカートの延長は裏側からプラバンを貼って、板金パテで形を整えました。やはり、何度かパテとプラの境目で割れが生じたのので、瞬着でガッチリ接着しました。もしかしたらパテを盛る際にプラ側に瞬着を塗ってパテを盛り付けたら良いのかもしれません。
太ももの形状も整え、股関節も完成しました。
足首の接続はボールジョイント軸の受けをホームセンターで売っていたエアコン?の部品で作りました。緩いので接続時はガンプラランナーのナイロン袋を噛ますと良い感じになります。
頭部は可動するようにします。また、モノアイもぐりぐり動かしたいのでジャンクパーツでそれっぽく内部メカを作りました。モノアイの可動はMG方式のボールジョイントです。
また、リックドムⅡのようにモノアイガード下に動力パイプを露出させています。
ようやくそれらしい形になりました。拳はロボマニさんを使わせていただきます。旧キットに合う形状で満足です。
胴体は左右で幅詰めしてメリハリを付けつつ、胴体と腰をMGドワッジの余剰パーツである、これまたドムの足首関節を仕込んで柔軟に動かせるようにしています。その他、肘関節部分はキットのままだと上腕が外側に寄りすぎて付いていたので、関節位置をずらしています。また、スネの装甲も肩や腰のように分厚く見えるようにプラバンで3ミリくらい幅増ししています。
旧キットのシンプルなラインがいいですね。
サフを吹いて、このサイズにしては情報量が少ないので、MSV設定画を参考にモールドを全体に彫りました。今回はモールド彫用のガイドテープを駆使して彫ったので、きれいにできました。
リアもそれっぽくモールドを追加しました。
やっと塗装に入れました。まずは、MSVっぽく赤いラインを全体に入れたいので、先に赤をエアブラシします。その後、ライン部分をマスキングテープを細切りしたものを貼り付け、本体の塗装に入ります。
次の記事では完成したものを掲載します。