1/60 旧キットのゼータガンダムを作っています。(続き)
前回はこれまで製作していた頭部や武器類以外の紹介をしましたが、今回は頭部を少し改修しました。この大サイズでマスク部分が一体化しているのは、いくらこのキットの頭部がシャープであっても気になりましたので、マスク部分は別パーツ化することで、より立体感を出そうと思いました。
マスク部分を切り出したところです。中央の装甲?部分のディテールが金型の劣化のためかダルい形状でしたので、全て削り落とし平らにしました。
削り落とした装甲部分を新たに0.5ミリプラ版でそれらしい形に切り出し新造することとします。はじめは元のパーツを削り込んでシャープにすることも考えましたが、難しそうだったため、プラ版で作ってみましたが、こちらのほうが簡単でした。
そして新造パーツを貼り付けるとこのようになります。キットのものよりもカッチリした印象になりました。これだけでけっこう印象が変わります。
ヘルメット部分にはめ込んで見ましたが、なかなか良い感じです。このとき両サイドのダクト部分もくり貫いています。くり貫き方は1ミリピンバイスで蜂の巣にし、ニッパーで穴と穴の間を切り取り、最後にデザインナイフで整えました。昔はやったミニ四区の肉抜き工作のような感じです。開口したダクト部分には筋入りプラ版を裏側から貼り付ける予定です。こういった細かい箇所をきっちりとディテールアップや別パーツ化することで完成時の見栄えが変わってきます。きっとこのキットも変わってくることでしょう・・・たぶん。
このまま説明書どおりに組み立てて完成でも良かったのですが、せっかくですのでカメラアイとメインカメラもクリアパーツ化します。クリアパーツ化に使ったのは、クリアパーツのランナータグです。切り出しはキット付属の青の成型色のパーツの形に合わせて切り出しました。カメラアイのランナータグはあえて文字を残して使うこととします。完成後にこのランナータグの文字部分がどことなくメカっぽくなるのではないかと思うのですがどうでしょうか。
カメラ部分がクリアとなり、光を通すようになり良い感じにできました。せっかくなので電飾にも挑戦してみたいとと思います。実は電飾はやったことがないのでできるかわかりませんが。今考えているのは、光ファイバーを通してみるか、直接LEDを仕込んでみるかです。なにか簡単に光らせられる良い方法があればよいのですが。